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2009年12月30日水曜日

検索キーワードという欲望の塊

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0911/20/news087.html
 Googleの検索ボックスに「夫」とスペースを入力すると、Googleサジェスト機能が「夫 死んで欲しい」「夫 嫌い」といった検索候補を推薦するこ とがネットで話題になった。この機能は人気度に基づいて検索候補を推薦している。つまり、「夫 死んで欲しい」という言葉を検索している人が多いということだ。米国でもこのサジェスト機能が人間の正直な(?)欲求を暴くことが指摘されている。例えば 「can a human do 」(人間は~できるか)と入力すると「人間は犬(動物)を妊娠させられるか」「犬(動物)によって人間は妊娠し得るか」といった候補が表示される。「is it wrong to 」(~は間違っているのか)と入力すると「いとこ(姉、妹)と一緒に寝るのは間違っているのか」などの候補が表示される。
 検索キーワードの組み合わせの膨大な蓄積が、時代の欲望というか、人びとが求めているものの姿を映し出す。こういう、一種の「世論」というか、人びとの欲するところを捉えるということは従来の社会では簡単にはできなかったことだろう。グーグルサジェストを応用した社会科学の研究などというのも、現れてもおかしくないだろう。


●http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0912/22/news017.html

 2009年、米国の子供が最もネットで検索した言葉は「YouTube」だった。セキュリティソフト企業Symantecが、子供のネット利用を監視するOnlineFamily.Nortonサービスを通じて調査した。

 同社によると、YouTubeに次いで検索回数が多かったキーワードは「Google」と「Facebook」で、それに「Sex」と 「Porn(ポルノ)」が続いた。ジャンル別では音楽やテレビ・映画に関する検索が多く、音楽関連の検索は全体の30%、テレビ・映画は12%を占めた。
 これも同じ。検索キーワードの膨大な蓄積、いまは検索結果の最適化や、検索連動広告のシステムなどで既に応用されているが。少し視点を変えて、時代精神とか、世の中の雰囲気とか、そういうものを予見するのに利用できないことも無いだろうとつくづく思う。


●http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20091207/341668/
「Google」における選挙期間中の「自民党」と「民主党」の検索回数の推移を表すグラフを紹介。そのグラフでは8月から9月にかけて、民主党の検索回 数が爆発的に増えており、民主党の勝利は予測できたと解説し、「検索エンジンは世論を反映する。世の中の声を広めるのに有効なツールになっている」(辻野 氏)と説明した。
 人間の欲望をこのような文字の群で捉えることができるようになるとは、これこそウェブの時代の新の新しさなのかもしれない。

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