●http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20091225/342689/
アイレップとレリバンシー・プラスは2009年12月24日、大手検索エンジンの利用実態に関するアイトラッキング(視線解析)調査の結果をまとめた。そ れによるとGoogleの利用者は検索結果画面を「E字型」で閲覧し、視線を右から左に移動させながら画面の上段から中段にかけて集中的にみる傾向があ る。これはGoogleが2007年5月に導入した「ユニバーサル検索」による影響が大きい。インターフェースが、情報を提示する仕方が、ユーザの行動の型を規定する、ということにもっと注意を払うべきであろう。インターフェースの工夫によってユーザを作り出し、市場を作り出すという、新しい可能性に最大限賭けるためにも。
●http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0912/24/news040.html
ソニーのCEOであるハワード・ストリンガー氏の考えによれば、たとえ電子書籍リーダーをマルチメディア端末へと進化させることは可能であっても、同社 の電子書籍リーダーはあくまで印刷物を読む機能にフォーカスし、いかに快適な読書体験を提供できるかに重点をおくべきだという。インターフェースは透明であるべきだ。ユーザの知覚を使用の対象に集中させること。インターフェースの操作に注意を奪われ、肝心の使用の対象への集中が散漫になるようではいけない。上で言われている「読書体験」とはそういうことであろうか。
多機能端末は、ユーザ自身が、どの機能を使いたいのかを端末に指示するプロセスを否応無しに要求してくる。端末を使って何かを行う前に、端末を使えるようにする操作が必要になる。この機能選択のプロセスが、「端末を手にとってすぐにやりたいことをする」というユーザエクスペリエンスを損なうことになってしまう。
●http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0912/17/news059.html
米Googleは12月16日、Webページがユーザーからどのように見えているかをシミュレーションするWebデザイナー向けツール「Browser Size」をGoogle Labsの機能として公開したと発表した。
Webページでは、重要なコンテンツやダウンロードボタンなどはスクロールしなくても見える位置に置くことが重要だ。例えばGoogle Earthのダウンロードボタンの位置を100ピクセル上に移動しただけで、インストール率が10%増加したという。
●http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20405436,00.htm?ref=rss
スマートフォン向けの優れたインターフェースを開発することが、企業の競争力向上につながる可能性が高まることだろう。AppleがタブレットPCを発売するとかしないとか、言われているが、今後の潮流としておそらく、ノートPCとスマートフォンの中間のようなインターフェースが登場してくることは間違いないだろう。モバイルインターネット用の端末はもっと使いやすくていいはずだ。Pyramid Researchの新しい報告書は、世界の携帯電話市場に占めるスマートフォンの割合が、2009年の16%から2014年の37%へと急上昇すると予測している。
手もと操作のインターフェース、これが数年後の未来の人びとのネット利用の主な形になるだろう。こういうとき、従来のデスクトップ、ノートPCなどを想定したウェブサイトというのは、おそらく少しづつ廃れていくのではないだろうか。現在のウェブサイトはあまりにも印刷メディアの影響を強く引き継ぎすぎている。
ウェブでできることというのは、新聞を液晶パネルで読めるようになる、ということではない。ウェブの核心はデータベースと検索にある。データベースへのアクセス、必要な情報へのアクセスを最短経路で実現するようなインターフェースこそが、あるべきウェブのインターフェースなのである。
そういう意味で言うと、スマートフォン、いつでも手もとで、すぐに手軽に、データベースにアクセスできるようなサービスには大きな可能性があるだろう。
●http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0912/07/news077.html
同氏の見解は的確である。「データベースに登録されていないもの、そして検索に引っかからないものは存在しない」というウェブの世紀の基本的な常識を理解しておかないと、今後消えてしまうモノはたくさんあるだろう。「世界のすべての人から、日本の著作物が無視されることになるかもしれない」――Googleブック検索和解案で、日本を含む英語圏外の国の著作 物が対象外となったことについて、国立国会図書館の長尾真館長は12月7日開かれた「ウェブ学会シンポジウム」(東京大学)の基調講演で懸念を示した。
日本の一部の出版社などは、和解案が日本の書籍にも及ぶことに強く反対してきた。反対派の著作権者にとって、和解案の修正は「ハッピー」だったと長尾館長は話す。
だが「(米英などで)たいていの人がGoogleブック検索で本を調べるが、日本の書物は一切出てこない」という結果になることを懸念。 Googleブック検索に参加しないなら、「日本独自で書物をきちんとスキャンし、世界にネット発信していくという努力がない限り、世界に永久に無視され る危険性がある」と述べた。
「電話」とか「PC」とか「本」とか、過去の遺産を背負ったモノの名前で思考していては、新しいアイディアは生まれない。より抽象的な概念、それもモノではなくコト、ユーザの行為に関わる概念で思考することこそが求められているのである。「読む」「聞く」「しゃべる」「手に取る」「持ち上げる」…そういう素朴な振る舞いからデザインを始めること。古いインターフェースで訓練されつくした出来合いのユーザに合わせるのではなく、ユーザを触発することこそ、新しい時代の新しい市場を生み出すことにつながるのではないだろうか。
●http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20091208_334083.html?ref=hl_rss
米Googleは7日、Android携帯電話のカメラで写した物についての情報を検索してくれる新サービス「Google Goggles」をGoogle Labsにて公開した。Android 1.6以上に対応しており、現在、実験的サービスとしてAndroid Marketplaceからダウンロードできる。ケータイを通して実世界を見ると、実世界のものに情報タグが付いて見える、という仕掛である。こういうシステムはユーザの「見る」という体験を組み替える可能性を秘めているという意味で非常に興味深い。
「Google Goggles」では、写した画像を手掛かりに検索を行い、さまざまな情報を教えてくれる。例えば、旅行先で見た建築物を撮影して検索すると、それが何で あるかをGoogle検索によって教えてくれる。見知らぬ絵画やワインラベル、製品ロゴなども検索できるという。また、名刺を撮影すれば、文字認識を行 い、そのままメールや電話番号などを連絡先に登録できる。
このブログの主張は単純だ。モノではなくコトとして、現象を捉えること。モノの名前に引きずられて思考しないこと。それだけである。

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