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2009年8月18日火曜日

タッチスクリーンとQWERTYキーボード

インターフェースに関するニュースをいくつか。

●http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0907/09/news059.html

 韓国のSamsung Electronicsが、翼のようなキーボードを備えたタッチスクリーン携帯電話の特許を出願していることが明らかになった。[…] この端末は前面にはタッチスクリーンを、背面には2つに分かれたキーボードを搭載する。キーボードは、鳥が翼を広げるように、左右に広げることができる。キーボードはQWERTY配列という。


 これは興味深い。
 タッチパネルにQWERTYキーボードを表示して、棒切れでつついて入力する、という製品は数あるが、これは非常に使いにくい。
 あるいは、タッチパネルならではの特性を活かして、指を滑らせるだけで文字を選択できたりする端末もあるが、これにしてもある程度の「慣れ」が必要になる。

 その点、このQWERTYキーボードが左右に開く形のインターフェースは、QWERTYキーボードを現状で結局いちばん扱いやすい入力インターフェースだとするならば、とても理にかなったアイディアになるだろう。

 とはいえ、インターフェースの設計思想には二つの道がある。

 ひとつは、いままでのやり方を踏襲していて、訓練なしでもある程度使えてしまう、というものをデザインすること。ここでは、その従来からのやり方が決してスマートでなくても、ユーザに新たな訓練を強いないという点で、「前からある」ということが強みになるのである。

 もうひとつは、最初は訓練が必要になるが、使い慣れてくると使いやすくなる、というデザイン。これは最初にユーザの抵抗を引き起こすため、よほどスマートなインターフェースであっても、「練習してなれよう」という賛同者が必要だという点で難点がある。

 このニュースの端末は、おそらく前者だろう。
 
 それにしても、QWERTYキーボードよりも、さらに素早く、文字を入力できる方法は無いものか、という問いを問い続けている開発者はいないものだろうか。

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