一方は、アップルのAppStoreの市場規模が、Androidマーケットの40倍である、と報道。
他方は、Androidのユーザもアップルユーザ並みにアプリケーションダウンロードサービスを利用している、と伝えている。 ●http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0908/28/news017.html AppleのApp Storeの市場規模は、Andorid Marketの約40倍であることが明らかになった。
携帯向け広告配信企業の米AdMobは8月27日、iPhone OS向けおよびAndorid携帯向けのアプリケーションストアに関する調査結果を発表した。同調査によると、8月のApp Storeの売り上げは1億9800万ドル、Android Marketの売り上げは500万ドルに上るという。[…]アプリストアから有料アプリをダウンロードしたことのあるユーザーの割合は、Androidは19%、iPhoneは50%、iPod touchは40%と、App Storeユーザーの方が2倍近く多かった。
●http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20399034,00.htmAndroidユーザー、iPhone並みにアプリケーションをダウンロード利用
AdMobが実施した新調査によれば、Android、iPhone、iPod touchユーザーは、すべて共通してアプリケーション利用に積極的であり、デバイス上に頻繁にダウンロードを行っていることが明らかになった。しかしながら、Androidを採用するデバイスのユーザーベースは、まだ非常に小規模に限られており、それゆえに今後伸びていく可能性も高い。モバイルウェブやアプリケーション利用を追跡調査するAdMobは、AndroidとiPhoneのユーザーが、ともに毎月9~10本のアプリ ケーションをダウンロードしているのに対して、iPod touchのユーザーは毎月18本ほどのアプリケーションをダウンロードすると発表した。
市場は成長変化するものであり、真のイノベーションとは既存市場に商品を投入することではなく、市場を新しく生み出すことだ…などということはよく言われるが、実際、新しい市場を興すというのは容易ではない。
とはいえ、「お金さえ払えば、高度なユーザ体験を得られる」、というのがこれからの製品づくりには欠かせないスタンスとなるだろう。実際、お金以外に、技術や知識、マニアックな友人をもっていなければ、使いこなせない製品というものもある。パソコンがらみのものとなるとコチラの代物が少なからず多かった。もっとも、それがユーザ自身による製品のカスタマイズの可能性を開いているともいえるわけだが…。
製品それ自体をいじって楽しむということではなく、その製品を使って、何か別の仕事や遊びの処理をしたいというユーザについては、製品の設定や使用に意識を費やさないといけないというのはスマートではない。スマートというか、よいユーザ体験を提供しているとはいえない。
●http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0908/27/news010_2.html
日ごろから扱いにくく、わけのわからない設定を要求してきたり、突然ぶしつけなメッセージを表示してくるようなコンピュータが、ある日突然過熱したり、爆発したりしたら、確かに腹が立つだろう。日ごろさんざんわがままをいって手を焼かせた挙句、爆発して壊れてしまい、しかもユーザに危害まで加えるのだ。もう1つAppleを支えている要素が、忠実なファンだ。Appleファンは熱狂的で、Appleと同社が提供するすべてのものを愛している。 iPhoneが爆発しようがしまいが、彼らはAppleとそのリーダーのスティーブ・ジョブズ氏を支持する。もっと重要なのは、彼らが最後までApple を支持し、擁護するということだ。問題が起きようと、彼らの心の中では、AppleはそれでもIT業界で最も素晴らしく輝かしい企業なのだ。これはAppleにとっては大きなアドバンテージだ。同社は、ファンが騒動を鎮圧し、同社の長所を宣伝し、うまくすれば問題をすべて片付けてくれると当てにしていいのだと知っている。
しかし、日ごろよりよいパートナーだった製品ならば、それが壊れたりしたときには、怒りよりも、悲しみの気持ちの方が大きくなるというものだ。
●http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0908/26/news009.html
MacからiPhoneへ進出したAppleとは逆に、Nokiaは携帯からPCへと参入する。PC事業は利益率が非常に低いが、「それを知った上での参入」という。(ロイター)
世界最大の携帯電話メーカーNokiaが8月24日、ノートPCの提供を発表した。Windowsを搭載したNetbookで、競争が激しいが成長著しい市場に打って出る。Nokiaは先に、ノートPC業界への参入を検討していることを明らかにしていた。2007年にiPhoneで携帯電話業界に参入したAppleとは逆の方向で、融合しつつある2つの業界の境界線を越えることになる。Nokiaは昨四半期、携帯電話需要の低下で利益率が低下した。アナリストは、もともと利幅の非常に薄いPC業界への参入で、Nokiaの利益がさらに損なわれるのではないかと懸念してきた。「PC業界の利益率のレベルは知っている。それを知った上で参入した」とNokiaの携帯電話部門責任者カイ・オイスタモ氏はReutersに語った。
製品単位に区切られた「市場」ではなく、ユーザ体験の「流れ」を掴み、その流れを加速するような製品を作ること。
●http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0908/28/news022.html
Nokiaは8月27日、Linux搭載のスマートフォン「Nokia N900」を発表した。携帯端末でPCのようなユーザー体験を実現したとうたっている。
パソコンとか、ケータイとか、ネットブックとか、そういう単位で市場を切って考えていたのでは、もう商売は成り立たないのではないか。アップルが、iTunes+iPodという「音楽の流れる水路」を作ったことで大きな市場を得たように、これからは、ユーザの経験を可能にする回路を作ること、そして個々の製品が、その流れの中で果たす役割を冷静に見極めることが必要だ。
ユーザは何をしたいのか。
あるいは、自分は何ができたらもっと楽しめるのか。
そういう感覚でものづくりをしているだろうか?

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