しばしば「消費者」という概念に置き換えられてしまう。
消費者の前では、「商品」である情報通信機器に求められることといえば、
その「新しさ」、以前のモデルとの「差分」それだけなのである。
●http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/45881.html
「HONEY BEE 2<LIZ LISAモデル>」は、ヴェント・インターナショナルが展開するブランド「LIZ LISA」とコラボ-ションしたストレート型PHS端末。白地にピンク色のバラをあしらった「LIZ LISA Pure White」と、ブランドカラーのピンクのボディにバラ模様をあしらった「LIZ LISA Paris Pink」の2種類がラインナップされる。この携帯電話は「商品」である。
内蔵コンテンツとして、LIZ LISAのオリジナルの花やハートをモチーフにした待受画像やフォトフレームがプリセットされる。従来のHONEY BEE 2のコンテンツも利用可能。オリジナルの個装箱が用意される。
ユーザをユーザとして触発し、行為を惹起し…
という本来関係を関係付ける作用の核になりうる携帯通信端末について、
われわれはまだ明確な認識を持てないでいる。
その意味で言うと、こちらの端末は、使用行為の重要性の認識から出発している。
●http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/todays_goods/45682.html?ref=rss
SAL最大の特徴は、動画撮影に特化した製品コンセプトだろう。単機能なので迷わない。デジタルズームも無ければ、派手なエフェクトも無い。ただ撮るだけ。そして観る。基本的にはこれだけだ。この端末、スペック的にはこれといって「新しさ」を強調する点はないようだ。
面白いのは、SAL同士を直結することで撮影した動画をコピーできるところ。コピー元のSALをHOSTモード、コピー先のSALをDEVICEモードにし、コピー元のおしりにコピー先のUSB端子を挿すことで、簡単に動画をコピーできる仕組みだ。 また、YouTubeやAmebaVisionへのアップロード機能や簡易編集機能付きのWindows用再生ソフトが本体メモリに保存されており、このソフトを使うことで撮影した動画をネット上で共有できるようになっている。
見た目のデザインについていえば、ビデオカメラとしては新しい形ではあるが、必要以上に「手に馴染む」形に加工されていない点で、むしろ見た目の「新しさ」を背景に退かせ、並んだ幾つかのボタンを押すことへとユーザをいざなう。
そして、撮影、映像データの転送、といった映像にまつわる使用行動を簡便に実現できるように、うまい具合に作りこまれているのである。
ここにいるのは消費者としてのユーザというよりも、実際にコレを使っている人としてのユーザであるように思う。


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