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2009年5月30日土曜日

情報を限定する ‐‐Bing

SEO対策をやっていると、
「グーグル検索で上位に表示されるにはどうすればよいか」
ということを常に考えないといけない。

こんなことを考えないといけなくなるのは、
グーグルの検索結果の表示方法に原因がある。

ずら~っと、何万件ものリンクが羅列されるという構造があるがゆえに、
この構造の上で、検索結果への表示順位を上げる、ということが、自分のページの存在を世に知らしめる上で重要になるのである。

しかし、検索結果の表示方法が、これとはまったく異なるとしたら、
われわれは自分のページをアピールするために、一体何をしなければならなくなるのだろうか。

この点で、「Bing」は、ウェブのイメージを変えることができるだろうか。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0905/29/news090.html
 米Microsoftが6月3日に北米で公開する検索サービス「Bing」(日本語表記は「ビング」)は、大量の検索結果を整理し、分かりやすく表示す る機能を盛り込んだのが特徴だ。Bingを誰もがデフォルトで使う検索エンジンに引き上げ、Googleの座を奪いたい考えだ。[・・・] 「今の検索エンジンは、結果が“過剰”だ」(サチャ・ナデラ リサーチ&ディベロップメント担当上級副社長)――Bingは、1つのキーワードに対して何万もの結果をずらりと並べるのではなく、情報を整理し、できる だけ少ない作業で求めている結果にアクセスできるよう配慮。情報にたどり着けず、「戻る」ボタンを押して再検索――という面倒を減らせるよう工夫したとい う。
「経路最短化」というのは、ウェブデザインのひとつの重要なコンセプトである。
ユーザが、目的の情報や、目的の作業に、いかに最短でたどり着くことができるようにページをデザインするか、ページ間リンクをデザインするか、といったことである。
この点でグーグルの検索結果というのは、かならずしも「経路最短化」を意識しているとはいえないものになっていた。
それでも最短経路を求めてしまう人間の癖からして、
検索結果の表示順位が高いかどうかで、つまり何万もの検索結果のページをひとつひとつ先に進む手間をかけるユーザが非常に少ないということからして・・・、検索結果の表示順位をめぐって熾烈な競争が繰り広げられているのである。


これにたいして、Bingの方は、
はじめからユーザの「やりたいこと」を予測し、
「あなたは云々のことが知りたくて、このキーワードを打ち込んだのでしょう?」と、
こんな感じに聞き返してくれるシステムになっている。


http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2009/05/29/23601.html

 米Microsoftは28日、「D7 Conference」において、新サーチエンジン「Bing」を発表した。[・・・]同社では「Bing」をサーチエンジンとは呼ばず、“意思決定エンジン”と呼んでおり、差別化を図っている。 つまり、Web上にあるあらゆる情報を何万ものリンクとして提供するのではなく、ユーザーがその時に最も必要としている情報を限定して取り出し、わかりやすいインターフェイスで提示することを目標としている。

 例えば、「Digital Camera」と検索した場合、検索カテゴリーとしてはショッピング、レビュー、マニュアル、修理、画像、動画など、買い物に関連した分類内容がアルゴリズムによって自動的に表示される。

 ここでレビューを選んだ場合、「Bing」がWeb上のレビューをわかりやすい仕方で抽出してくれる。Webには多数のレビューサイトがある が、ほとんどの場合、「Bing」のサイト上で作業が完結する。データが表示されるだけでなく、意味解析技術も使用されるため、商品に対する好意的・否定 的な評価を自動的に分析し、レーティングする。したがってデジタルカメラであれば、画質、スピードといった項目に関してWeb上でどのようなことが書かれ ているかをグラフで一目で把握できる。

 レストランを検索する場合、検索している場所に応じて自動的に地元のレストランが表示される。先と同じように左ペインに表示されるメニューによ り、価格帯、地域、料理の種類、レストランの雰囲気などによって絞り込む。店が決まったら、そのレストランについて人々がコメントしている内容をWebか ら抽出して見ることができる。意味解析技術によって好意的・否定的な評価を自動的に分析してグラフで表示したり、そのコメントを表示させることもできる。

 さらに、Microsoftが買収した旅行検索サイト「Farecast」を組み込むことによって、米国内の航空会社、ホテル、レンタカーなど の予約を検索から簡単に行えるほか、Microsoftが買収したPowersetの技術により、芸能人や動物の名前を入力した場合にはレファレンス欄か ら意味や定義を辞書的に表示できる。
人は何のために検索をするのか・・・。
無数のリンクの海に飛び込みたくて検索をするというよりも、
何か目的があって、到達したいゴールがあらかじめ決まっていて、
そこに向かって最短経路でたどり着くために、検索を使っているのだとすれば、
このBingの試みは少なからずGoogleにとって脅威となるだろう。

ちなみにBingが成功するかどうかは、
ユーザが打ち込んだキーワードに対して
ユーザのとりうる行為の可能性を、どれだけ的確に提供できるかにかかってくるだろう。


⇒Bing紹介ビデオはこちら
http://www.decisionengine.com/Default.html

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